WWGP2001 応募ドキュメント タイトル:  ワンべぇ: WONBE, WonderWitch BASIC Environment 作者情報:  株式会社ピーデー 川俣晶 (autumn@piedey.co.jp)  Play文機能に関してHirotaka JOE Ohkuboさん (ohkubo@ist.aichi-pu.ac.jp) 使用方法: ●準備 ・TransMagicなどでワンべぇ(fonbe.fx)をWonderWitchに転送します。 ・TransMagicなどの接続を切り、通信ソフトから38400bpsの無手順通信を開始します ・WonderWitch上でワンべぇを実行します ・エントランスメニュー画面でY2を押します ・通信ソフトに、ワンべぇの名前が表示され、"*Ready"と出ます ・これで準備完了です ・print "hello!"リターンと打ってWonderWitchの画面を見てください。文字が出ていれば正常です。 ●開発済みプログラムの実行 ・WonderWitch上でワンべぇを実行します ・エントランスメニュー画面で実行したいファイルを選んでAボタンを押します ※ 言語仕様の詳細は、同梱のwonbe.txtに記述されています。 動作環境: ・開発時  WonderWitchのカートリッジとシリアルケーブル。38400bpsの無手順通信が可能な通信ソフトを持つパソコン等。 ・実行時  ワンべぇと実行したプログラムを入れてあるWonderWitchのカートリッジのみ 動作機種 (ワンダースワン、ワンダースワンカラー、PC、その他) :  ワンダースワンおよびワンダースワンカラー  (カラー対応機能はワンダースワンカラーの場合のみ有効) OS バージョン:  Freya OS 1.10にて動作テスト その他:  Win32上で実行可能なインタプリタもありますが、WonderWitchに依存した機能は含んでいません。それらの機能を除けば、Win32上で開発後、WonderWitchに持ち込むこともできます。 コンセプト:  蘇るTiny BASIC。BASICインタプリタが2Kバイトであった時代へのノスタルジーを込めて。そして、プログラミング難易度が異常に高いWonderWitchのハードルを下げるため。 アピールポイント:  枯れ木も山の賑わいということで応募しますので、特にアピール点はありません。 技術解説:  処理系のサイズを最小化するために、Tiny BASICの構文を大幅に取り入れました。これにより、インタプリタ本体は3日で開発可能でした。  実行速度にやや不満があったため、中間言語への翻訳機能を入れています。このため、内部構造的には、Tiny BASICよりもやや複雑です。  実機上で動作するインタプリタのため、デバッグ機能が充実しています。端末を接続しておくと、実行中にどこでも中断させ、その時点での変数の値などを知ることができます。  開発には、当初、Turbo-C 2.0を使用していましたが、途中からVisual C++ 1.5(C言語のコマンドラインコンパイラとして)を使用しています。このため、専用のスタートアップコードを新規に開発しました。 以上