5. サポートについて
本製品についてのユーザ・サポート及び技術サポートは、、
FSPNET及び、ユーザサポートBBSにて行っております。
また、他ユーザとの交流も兼ねてどうぞご利用下さい。
●FSPNETについて
WTDのパッケージ付属のFSPNET.TXTをご一読下さい。
Q & A
ユーザのみなさまから寄せられた質問で代表的な内容を公開いたします。
参考程度にどうぞご利用下さい。
Q1.
WonderSwan内蔵のPCM音源とWTDとの、
音量の相関はどの様になっているのか?
A1.
WTD内部の音量の計算は、
"Wtd.ExprSet" = [{((("WTD.Expr"+1)*128+L(t))/128)*(E(t)+1)}/128]+1
DeviceOutL = 256*{Log( "Wtd.ExprSet"+1)/Log(257)}/16
DeviceOutR = 256*{Log(256-"Wtd.ExprSet"+1)/Log(257)}/16
※ L(t)…LFO(-16384〜16384)
E(t)…エンベロープ(0〜255)
t …時間
のように計算しております。
エンベロープ、LFO、パンポットを考えない場合は、
DeviceOut = (("WTD.Expr"+1)*2-1)/16
と考えて差し支えは無いです。
Q2.
WTDをユーザ・アプリケーションで使用する場合の方法はどうするのか?
A2.
WTDは、インダイレクト・ライブラリとしてユーザに提供されています。
ユーザは、WTD Professional Editionより上位のグレードに含まれている
"wtd.h"をソースリストにインクルードして、
そこにIL構造体として定義されている「メンバー関数」を通して、
WTDの機能を使用します。
また、WTDの内部の状態は、ヒープ領域を制御用変数領域として使用している
ため、"wtd.h"で定義されている「パート共通構造体」、「パート個別構造体」
を通じて、内部変数の状態を調べることができます。
Softbank社 C Magazine 2001年12月号にて、
これに関連する記事を掲載させて頂きました。 また、C Magazine 12月号
付録CD-ROMにWTD C-Magazine Editionとして"wtd.h"を同封致しました。
どうぞ、ご利用下さい。
Q3.
曲データの作成、演奏について
A3.
MMLコンパイラがWonder Witch転送形式のファイルを出力できるため、
曲データを作成、演奏するだけであれば、
Wonder Witchを購入する必要がありません。
Wonder Witchを用いずに曲データを製作、演奏するには、
別途以下の機材が必要となります。
・Wonder Swan
・Wonder Wave
・Wonder Witchのカートリッジ
・赤外線シリアル通信に対応した、MS-DOS Ver,3.30c以降が動作する
パーソナルコンピュータ。
・MS-DOS Ver,3.30c以降 Windows XP Professioanl (NT Serverは不可。)
※64bit版Windowsには対応していません。
・X-modemに対応したシリアル通信ソフト
(例:KTX , WTERM , ハイパーターミナル等)
Wonder Waveの通親速度は9600[bps]であり、
Wonder Witchの初期値は38400[bps]です。
Wonder Waveを用いて、ファイル転送を行う場合は、
1.) "B"ボタンを押しながらWonder Swanの電源を投入し、
2.) 通信速度を9600[bps]に設定して、
3.) "EXIT"を選択し、FreyaOSを起動して下さい。
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