======================================================================== Wonder Swan Total Sound Driver 経歴 Copyright (C)2001 A.Watanabe ( S.W. ) ======================================================================== 開発開始 2001. 1. 4 Version 0.01β 2001. 5. 4 以下の機能を作製 ●制御 ・曲・効果音・PCM Voice制御システムの基礎開発完了 ●ILファンクション ・Stay() 常駐・初期化 ・StayOut() 常駐解除 ・Init() 初期化 ・MusicPlay() 演奏開始 ・PcmPlay() PCM Voice開始 ・PcmStop() PCM Voice停止 ・PcmVoiceSet() 音色登録 ・SoftEmbSet() エンベロープ登録 ・ChangeFar() Farアドレス変換(offset = 000x) ・SoundSetChannel() チャンネルモード設定 ・SoundGetChannel() チャンネルモード取得 ・SoundSetOutput() 出力モード設定 ・SoundGetOutput() 出力モード取得 ・SoundGetRandom() 乱数取得 ・SetMusicVolume() 演奏の音量設定 ・GetMusicVolume() 演奏の音量取得 ・SetEffectVolume() 効果音の音量設定 ・GetEffectVolume() 効果音の音量取得 ・SetPcmVolume() PCM Voiceの音量設定 ・GetPcmVolume() PCM Voiceの音量取得 ●データ・コマンド ・音階コード c,d,e,f,f,g,a,b,r,+,#,-,=,&,. ・音色 @ ・チャンネル C ・ディチューン D(音程),V(音量) ・キーオンディレイ K ・無限ループ L ・ゲートタイム Q,U,q,u ・ベロシティー k ・音長 l ・オクターブ o ・パンポット p ・テンポ t ・音量・Expression v Version 0.02β 2001. 5.17 以下の機能を追加・修正 ●制御 ・KeyCode 修正:数値をMIDIに合わせるのを忘れていた。 修正:休符の場合、0xFFを書くようにした。 修正:音長指定が無効になるバグがあった。 ●ILファンクション ・MusicPlay() 修正:Velocityの初期値を0(無音)から100にした。 ・MusicStop() 追加:実装を忘れていた。 ●データ・コマンド ・パンポットコマンド 修正:MIDIに送信するのを忘れていた。 ・テンポコマンド 修正:割り込み周期を設定するのを忘れていた。 その他 ビュアー&セレクター「wmsvwtd.fx」の追加。「取説.pdf」に説明の追加。 Version 0.03β 2001. 7. 1 以下の機能を追加・修正 ●制御 ・WTD_FlagControl 修正:ビットの並びを変更した。 ・WTD_ExprEmbLevelSet 修正:MIDIでエンベロープ無効の場合、    KeyOffで数値を操作しないようにした。 ・WTD_TaiFlag 修正:フラグ内容が書き込まれていなかった。 ・エンベロープ 修正:定義数が0だと暴走した。 ●データ・コマンド ・モード・ダンパー P ・ループ [,:,] ・無限ループ 修正:無限ループになっていなかった。 MMLコンパイラ「wtc.com」の追加。「取説.pdf」に説明の追加。 Version 0.04β 2001. 7.15 以下の機能を追加・修正 ●制御 ・音程Soft Ware LFOを実装した。 ・音量Soft Ware LFOを実装した。 ・WTD_ExprPan 修正:内臓PCM用のRange変換の式が間違えていた。 ●データ・コマンド ・LFOスイッチ * ・LFO m Version 0.05β 2001. 8.10 ( 夏コミ60 ) 以下の機能を追加・修正 ●制御 ・音程Soft Ware エンベロープを実装した。 ・音量Soft Ware エンベロープを実装した。 ●ILファンクション ・MusicPlay() 修正:初期化を忘れている変数があった。 (演奏開始時の休符で、音が鳴ってしまう。) ●データ・コマンド ・エンベロープスイッチ / ・エンベロープ E ・エクスクルーシブ X ・データ送信 Z ・相対音量差分値指定 x ・コントロールチェンジ y Version 0.06β 2001. 8.17 ●制御 ・アクセントを使用すると、かかりっぱなしになっていた。 ・Velocityの初期値が0になっていたのを、100にした。 ・モード・ダンパーの初期値を0にした。 ●MMLコンパイラ ・アクセント(')コマンドが正確にコンパイルされていなかった。 Version 0.07β 2001. 8.24 ●制御 ・処理速度の改善。(V30MZの仕様を考慮して書き換えた。) ●ドキュメント ・ドキュメント類を書き直しファイルサイズの軽減を図った。 Version 0.08β 2001. 8.27 ●データ・コマンド ・ベンド B ・音量 F ・チャンネル・プレッシャー G ・バンク・セレクト H ・モジュレーション M ・ノン・レジスタード・パラメータ N ・ソヌーテート・ペダル O ・ブレス・コントローラ R ・ソフト・ペダル S ・フット・コントローラ T ・バランス W ・自動臨時記号 { Version 0.09β 2001.11.18 ●制御 ( C Magazine 12月号 ) ・効果音処理を実装した。 ・ファイルアクセス中の割り込み不整合に対応した。  ('/ram0'アクセス中は処理を行わないようにした。) ●ILファンクション ・MusicStop() 必要のない初期化項目を削除し関数を早くした。 ・EffexctPlay() 効果音 開始 ・EffectStop() 効果音 停止 ●ソース ・'wtd.h'に、'_IL_WTD_H_'変数を設けて、重複された定義に対応した。 ・'wtd.h'で、'sys/types.h','sys/process.h'をインクルード宣言した。 ●ドキュメント ・OSをWindows XP proに変えたら、ドキュメントが小さくなった。 Version 0.0aβ 2001.11.27 ●制御 ・廉価版WTDは、WonderSwan内蔵のPCM音源のみの対応に変更した。 ・効果音復帰処理のバグを修正した。 ・パンポットLFO,エンベロープに対応した。 ※パート個別構造体の"Pan"の位置が変更されています。 ●MMLコンパイラ ・マクロに対応した。 ●データ・コマンド ・モジュレーション 修正:ディレイの実装を忘れていた。 Version 1.00 正式リリース 2001.12.30 ( 冬コミ61 ) ●制御 ・ユーザ・ワーク制御を実装した。 ・音程エンベロープ・パンエンベロープの計算ミスを修正。 ●データ・コマンド ・条件分岐ジャンプ ; ・ワーク制御 (n1),(n2),(n3) ●マニュアルの製本 初版第1刷 30冊生産 Version 1.01 2001. 1. 7 ●MMLコンパイラ ・Wonder Witch転送形式"FX"ファイルの出力に対応。 ・Wonder Witchに転送したときの情報である、  タイトル"TI"と、ファイル名"FI"を指定するコマンドを追加。  ※FX形式出力時は必ず指定しなければなりません。 ・MMLファイルの最初の行がコンパイルされなかったバグを修正。 ・マクロが正確に展開されなかったバグを修正。 ・ソフトウェアLFOスイッチコマンドのバグを修正 ●ドキュメント ・間違えた説明を、修正した。 Version 1.02 2001. 1.20 ●制御 ・ドライバーの割り込み時間の改善。 ●MMLコンパイラ ・ベンド"B"コマンドのコンパイルが正常にできてなかった。 ・データ送信"Z"コマンドのコンパイルが正常にできてなかった。 Version 1.03 2001. 2. 4 ●制御 ・シリアル通信にソフトウェアFIFO制御を実装した。  共通構造体領域にFIFO関係の変数を確保した。  送信時のBusy待ち時間を解決することで、高速化を図った。 ●ILファンクション ・SetFIFO FIFO領域の設定  ※関数追加に伴い、WtdIL構造体のサイズが変わっております。   Ver,1.03以降のWTDを使用する場合、リコンパイルをお願いします。 ●MMLコンパイラ ・データ送信"X"コマンドのコンパイルが正常にできてなかった。 ・"X"コマンドのチェックサム計算に対応した。 Version 1.04 2001. 3. 4 ●MMLコンパイラ ・音色ファイルに対応した。