タイトル:『セントダグラット物語』 作品ジャンル:空想現実シュミレーション 作者情報: 作者:太田 恒平 協力:山口 安紀子 メールアドレス:ca9k-oot@asahi-net.or.jp 京都造形芸術大学映像舞台芸術学科3回生 使用方法:saint.fx , real0.txt , real1.txt , real2.txt , real3.txt , real4.txt,  これら6つを転送して、実行します。 動作環境:ワンダースワン、ワンダースワンカラー コンセプト: 一般に言う、ゲーム機と呼ばれているコンピューターの環境上で 動作する、多くの作品のほとんどが、 「ゲーム」のために「表現」が利用され、「ゲーム作品」として世に出ています。 しかし、 「表現」のために「ゲーム」が利用され、「表現作品」として 作品が世に出る時代が、もう、来てもいいのではないでしょうか。 私は、「ゲーム」と「表現」、両方のバランスのよい、 コンピューターエンターテイメントの世界を目指すべく、 この作品を、その為の一歩として制作しました。 私は、「ゲーム」という文法を利用することで、 自分をとりまく全てのものからうけとる「情報」というものが、いかに 不確かなものであるか、また、それを疑うことを忘れ、 自分の考えを持たないことが、いかに恐ろしいことであるかを、 この作品で表現しました。 アピールポイント: この作品は、一切の「グラフィック」と呼ばれるものを排除しています。 操作するにあたっての最低限の線画による抽象表現と、文章表現だけが、 あなたの持つ「想像力」をひきだします。それが、この作品における、 「グラフィック」なのです。 そして、この作品は、あなたが生きる中で、どう判断し、選択し、 行動するかということを、最大の要素としています。 あなたの一つ一つの行動、思考、…そこにとても深い意味が 込められているのです。