タイトル 

ワンダーウィッチ開発用ランチャWWL

作品ジャンル 

開発ツール

作者情報 小林一久

メールアドレス kassan@po4.lcv.ne.jp

ホームページ http://www.bi.wakwak.com/~kassan/prog
その他 * 

使用方法 以下を参照

動作環境 Windows98(確認済みのもの)

動作機種 (ワンダースワン、PC) 
OS バージョン Windows98他
その他 * 
コンセプト 

アピールポイント 
コンパクト、メッセージウインド独立、任意のツールを登録可
付属ツールも使いやすい

技術解説 *




簡易開発環境『Wonder Witch Launcher(WWL)』

ワンダーウィッチの開発は昔なつかしい?コマンドラインベースが基本です。マニュアルにもその方法が記載されていますが、作業効率はけしてよくありません。これらを改善しようといろんな方が統合開発環境を作られていますが、できるだけシンプルなものがほしかったので、簡単なランチャ型のものを自作して使っています。

エディタ、コンパイラ、ファル変換、エミュレータ、実機への転送・実行と一連の作業を連続、または単独で実行できます。初期状態では以下のアプリケーションがボタンに割り当てられています。


エディタメモ帳 任意のエディタに変更可能
コンパイラ
ファイル変換
WWitch付属のLSIC
WWitch付属の mkfent.exe
現Verでは固定
エミュレータMiracleMage
(Tomoyuki 'ZRY' Nakanoさん作)
現Verでは固定
再配布可ということですので同梱させて頂いています。
実機転送・実行wwPut
(GAE/N.Ikeno さん作)
現Verでは固定
再配布可ということですので同梱させて頂いています。



◆ インストール方法


WWL(ver0.7)のダウンロード(213KB)

     ※ 必ず C:\WWitch へ解凍してください。


ワンダーウィッチは標準のインストールを行うと次のようにフォルダが展開されます。
この C:\WWitch フォルダに上記圧縮ファイルダウンロードし解凍すると、プログラム開発で使用するツール群 を格納する『Tools』フォルダを作成し、次のように展開します。
また、開発プログラムソースの作業用フォルダ『Myprog』も作成します。


C:\ 
├ WWitch              インストールフォルダ展開形式 
    ├─ bin          ツール、コマンド 
    ├─ bin16        16bit版 ツール、コマンド 
    ├─ include      インクルードファイル 
    ├─ lib          ライブラリ、スタートアップルーチン 
    ├─ lsic86ww     LSI C-86 for WonderWitch 
    ├─ fbin         バックアップ OS バイナリ 
    ├─ il           拡張用インダイレクトライブラリ 
    ├─ doc          オンラインマニュアル、ドキュメント  
    ├─ samples      サンプルプログラム 
    ├─ src          ツールソースプログラム 
    ├─ contrib      コントリビューション 
    |
    ├─ Tools    開発ツール群
    |    |
         ├─ wwl Wonder Witch Launcher フォルダ
         |        wwl.exe  ランチャー本体  
         |        wwl.ini  WWL設定ファイル
         |       
         ├─ MMage033 エミュレータMiracleMage用フォルダ  
         ├─ wwput    実機へ転送・実行wwput用フォルダ  
         ├─ bmpcnv2  付属のBMPCNVをWin上で実行する簡易プログラム用フォルダ
         ├─ sndcnv2  付属のSNDCNVをWin上で実行する簡易プログラム用フォルダ

    └─ Myprog  開発プログラムソース用フォルダ
         |
         ├─ hello   サンプルプログラム hello 用フォルダ
※ 同梱させていただいたエミュレータ「MiracleMage」で2byte文字を表示させるためには, 恵梨沙フォントが別途必要になります。詳しくはMiracleMageドキュメントをご覧下さい。



◆ 使い方
wwlフォルダに作成された『wwl.exe』を実行すると左のような画面が起動します。

すでにあるプロジェクト(プログラムソース)を使うときはリストボックスから選択、 新しく作成するときは右のテキストボックスに「英数半角8文字以内」で入力し OKボタンをクリックします。

プロジェクトは特別な設定ファイルを作るわけではなく、 単にその名前のフォルダを「Myprog」フォルダ内に作成するだけです。 この中にプログラムに必要な画像ファイルやヘッダファイルをまとめておきます。

プロジェクトの指定がすむとランチャが画面右上に移動表示されタイトルバーに(プロジェクト名)が表示されます。

ボタンは左側から「エディター」「コンパイル・変換」「エミュレーター」「実機へ転送・実行」が それぞれ実行できます。コンパイルでエラーがなければ、エミュレータあるいは転送まで連続して実行され、 それぞれのメッセージはメッセージウインドに表示されます。

メニュー

「ファイル」メニュー

 1)新規プロジェクト    新しいプロジェクトを設定します。 
 2)プロジェクトを開く   すでにあるプロジェクトを開きます
 3)転送設定ファイルの編集 実機への転送時設定する.cfファイルを、登録してあるエディタで開きます。
 4)終了          WWLを終了します。
               ランチャから起動したアプロケーションは終了しません。 「設定」メニュー  1)ボタン起動ファイル   各ボタンに割り当てるアプリケーションを設定します。                エディタ、ユーザー@からBまでの設定ができます。                表示名にはボタンに表示する文字を設定します。                        現verではパラメータの付加はできません。(起動のみ)  2)連続実行        コンパイル後に行う動作を設定します。    3)表示          メッセージウインドなどの表示を設定します。 「付属ツール」メニュー    ワンダーウイッチに付属しているツールを起動します。                各ツールはWindows上で動作するよう、簡単なアプリにしてあります。  1)ファル形式変換ツール   現verでは設定なし  2)ビットマップ変換ツール  BMPCNVを呼び出します。  3)演奏データ変換ツール   SNDCNVを呼び出します。(現VerではWaveファイルのみ)  4)転送ツール        TransMagic を起動します。  5)DOSコンソール     DOS窓を開きます。 「ヘルプ」メニュー  1)WW取り扱い説明書    c:\WWitch\doc にある説明書をブラウザで開きます。


◆ その他

Wonder Wicth Launcher はフリーソフトです。 自由に再配布、改変していただいてかまいません。