ステートメント





main

main
  文

メインブロックを宣言します。
BroomScriptのプログラムには、メインブロックが必ず1つ必要で、プログラムはメインブロックの先頭から実行されます。
メインブロックが存在しないか複数存在する場合は、エラーになります。




def

def 関数名(変数名1, 変数名2...)
  文

関数を定義します。
引数が必要な場合は、関数名の後ろに引数を受ける変数名を,で区切って並べていきます。
引数は最大16個受け取ることが出来ます。
引数が不要な場合は、変数名は前後の()ごと省略します。



if

if 条件式
  文1
else
  文2


条件判断文です。条件式がTRUEを返せば文1を、FALSEなら文2を実行します。else以下は省略することが出来ます。
条件式は論理値を返さなければなりません。




for

for 変数名=式1 to 式2
  文1
done
  文2
for 変数名=式1 downto 式2 文1 done 文2

特定回数の繰り返しを行うループ文です。変数を式1の値で初期化した後、1づつ増やしながら(downtoの場合は1づつ減らしながら)式2の値になるまで文1を繰り返し実行します。
ループが最後まで実行されたら、文2を実行しfor文を終了します。ループが途中でbreak文で中断された場合は、文2は実行されません。
done以下は省略可能です。





while

while 条件式
  文1
done
  文2

特定条件が成立している間、繰り返すループ文です。
条件式は文1を実行する前に評価されて、その結果がTRUEの間、文1を繰り返し実行します。
条件式がFALSEを返したときは文2を実行した後、ループを終了します。break文によってループが終了されたときは、文2は実行されません。
done以下は省略可能です。




until

until 条件式
  文1
done
  文2

特定条件が成立している間、繰り返すループ文です。
条件式は文1を実行した後で評価されます。その結果がTRUEの間、文1を繰り返し実行します。
条件式がFALSEを返したときは文2を実行した後、ループを終了します。break文によってループが終了されたときは、文2は実行されません。
done以下は省略可能です。




break

break

現在処理しているループ文を直ちに終了します。




continue

continue

現在処理しているループ文の先頭に戻ります。




return

return 式

式の値を戻り値として、現在実行中の関数から呼出し元の関数へリターンします。



init

init スタティック変数=式

スタティック変数が未定義の場合、式の値で初期化します。
既に指定されたスタティック変数に値が入っている場合、なにも行いません。



debug

debug 値
  文

現在のデバッグレベルが値以上なら、文を実行します。
デバッグレベルが値未満なら、文はコンパイルされたバイトコードには含まれません。