WWEmuライブラリ


WonderWitch上のゲームプログラムをC言語で開発するにあたって
デバッグ作業やCGの制作などを円滑に進めることを目的に制作したライブラリです。
Windows上でWonderWitchの動作をある程度シミュレーションできます。

これはfxファイルを直接作動させるようなZ80エミュレータではありません。
wwemuのライブラリとWonderWitchのソースをコンパイルすることでWindowsアプリケーションを作成し
市販のC++の開発環境である程度のデバッグを行うことが可能になります。
現段階ではコンパイルできるソースが限られるなど、かなりの制限がかかります。

このライブラリを使用するにはWinAPIをコンパイルできる環境が必要です。
BorlandC++BilderのVer6でコンパイルできることを確認しています。


なお、WWEmuライブラリを利用することによって
PC等に何らかの不具合が生じても
制作者は一切責任を持ちません。

以下の関数が使用できます。


画面制御BIOS
display_controldisplay_statusfont_set_monodatafont_set_colordata
font_get_datafont_set_colorfont_get_colorscreen_set_char
screen_get_charscreen_fill_charscreen_fill_attrsprite_set_range
sprite_set_charsprite_get_charsprite_set_locationsprite_get_location
sprite_set_char_locationsprite_get_char_locationsprite_set_datascreen_set_scroll
screen_get_scrollscreen2_set_windowscreen2_get_windowsprite_set_window
sprite_get_windowpalette_set_colorpalette_get_colorlcd_set_color
lcd_get_colorlcd_set_segmentslcd_get_segmentslcd_set_sleep
lcd_get_sleep

キーBIOS
key_press_checkkey_hit_checkkey_waitkey_set_repeat
key_get_repeatkey_hit_check_with_repeat  

システム制御BIOS現在のバージョンでは割り込みが発生しない
sys_interrupt_set_hooksys_interrupt_reset_hooksys_waitsys_get_tick_count
sys_get_ownerinfo   

カラーライブラリ
wwc_set_color_modewwc_get_color_modewwc_palette_set_colorwwc_palette_get_color
wwc_font_set_colordatawwc_font_get_colordatawwc_clear_fontwwc_get_hardarch
wwc_sys_get_ownerinfo   

テキストBIOS
text_screen_inittext_window_inittext_set_modetext_get_mode
text_put_chartext_put_stringtext_put_substringtext_put_numeric
text_store_numerictext_fill_chartext_set_palettetext_get_palette
text_get_fontdatatext_set_screentext_get_screen 



サンプル
フォルダ「Win」に含まれているサンプルの画像です。
WWEmuでスクリーンショットをとるにはF1を押します。




フォルダ「Win」にあるソース(wwmain.cpp、wwemu.lib、wwemu.rc)をコンパイルすれば"sample.exe"が生成されます。
wwemu.libはBorlandC++Builder6でコンパイルしてあるためVisualC++ではコンパイルできません。
VisualC++で使用するにはフォルダ「lib」にあるソースをコンパイルしてライブラリを生成してください。


WonderWitch用のサンプルはフォルダ「WW」にあります。


動作環境
Windows95/98/2000で動作することを確認しています。