--+-+■□■ 『UnderBabel』説明書 ■□■+-+--

注意:ワークエリアに20736Bytes以上の空き容量が必要です。

ジャンル:RPG
作者:太田 恒平
動作機種:ワンダースワンクリスタル
OSバージョン:1.2.0
実行方法:hoft.txt
     ivg1.fr
     nmt.txt
     u1.fr
     u2.fr
     UB-HoF.fx
     UB-NameEntry.fx
     UnderBabel.fx
     uwg-1.fr
     uwg1.fr
     uwg2.fr
     uwt1.txt
     uwt2.txt
     uwt3.txt
     uwt4.txt
     uwt5.txt
     uwt6.txt
     uwti1.txt
     uwti2.txt
     これら19個の項目を全てカートリッジに転送し、
     『UB-NameEntry.fx』を最初に実行して下さい。
     続いて『UnderBabel.fx』などを実行していくことになります。
スクリーンショット:enemy.gif
          ivent.gif
          loadgame.gif
          map.gif
          newgame.gif

『概略』

右の画面写真が通常時、表示される画面です。
→中央にプレイヤーが表示される。
→見下ろし型のマップ。
→視界があり、プレイヤーの場所から死角に
 なっている部分は見えない。
最初に1人〜6人のパーティーを構成し、
絶望的な状況の中に放り込まれ、
こうしたマップを移動し、襲いくる者と戦い、
自分達を成長させながら、極限状況から生きて
脱出するために進んでいくRPGです。



『操作方法』

●名前入力時
A:決定
B:キャンセル
X:カーソルの移動。
Y1:『゛』の文字をうつ。
Y2:『゜』の文字をうつ。
Y4:ひらがなとカタカナを切り替える。

●ゲーム本編
A:メニューを開く。決定。
B:キャンセル。メニューを閉じる。
X:キャラクターの移動。カーソルの移動。
  ページの切り替えにも使用。
Y2:ページのきりかえなどに使用。
Y3:通常時のステータス表示の表示きりかえ。
Y4:ページのきりかえなどに使用。

『実際の手順』

プレイヤーが最初にすることは、
『UB-nameentry』というソフトを起動して
データを作成することです。
その後『UnderBabel』を起動してゲームに入ります。
『UB-HoF』(Hall of Fame)は、
クリア直後のデータを読み込むことで
どのような条件でクリアしたか、
記録が残るソフトです。


『データの作成』

『nameentry』では、まず1人目から順番に名前を入力します。
長い旅をともにしていく仲間の名前をつけて下さい。

次にひとりづつ、『クラス』を設定します。
『クラス』とは、そのキャラクターの戦闘における特徴をあらわすものです。
  ソルジャー  :全ての能力を平均的に持っている。
  ナイト    :防御力が高く攻撃力が低い戦士。また、光魔法も駆使します。
  ブラックナイト:攻撃力が高く防御力が低い戦士。また、闇魔法も駆使します。
  ニンジャ   :ソルジャーより若干劣るものの、『必殺』(※1)がでやすい。
  ウィザードリィ:ソルジャーより劣るが戦士としての能力もあり、
          かつ光魔法も闇魔法も駆使する。
  プリースト  :光魔法を駆使して味方を回復したりサポートしたりする。
  マジシャン  :闇魔法を駆使して敵を攻撃したりステータスを下げたりする。
(※1:必殺とは、こうげきの時にわずかな確率で発動する強力な攻撃のことです。)
これらの『クラス』にはそれぞれ長所と短所があります。
パーティーを上手に編成してやることで、個々の短所をおぎない、
長所をひきだしてやることができるでしょう。
クラスを決定すると、次にボーナスポイントを攻から心の
8つの項目のどこかに振り分けます。
ボーナスポイントは4ポイントです。
(パーティー人数を減らすと、 ボーナスポイントが1づつ増えていきます)
ステータスの意味を下に表示します。

攻: 物理攻撃力に影響します。
防: 物理防御力に影響します。
   また、初期HPの値及び初期STの値に影響します。
命中:命中率に影響します。
回ひ:回避率に影響します。戦闘時の順番にも影響します。
必殺:必殺のでやすさ、また物理攻撃力、命中率、魔法攻撃力などにも若干影響します。
ま攻:闇魔法の威力に影響します。
ま防:闇魔法の防御力に影響します。
心: 光魔法の威力に影響します。
   初期MPの値はま攻と心の合計によって決まります。

HP:ヒットポイントをあらわします。
  この値が0になるとキャラクターは気絶し行動できなくなり、LPが1減少します。
ST:スタミナをあらわします。
  この値が0以上である限り、キャラクターのHPとMPは1分間で1回復します。
  しかしこの値が0以下だと、HPとMPが1分間で1減少します。
  スタミナの値は一時間ごと減少していきます。
MP:マジックポイントをあらわします。
  この値が0以上なら、どんな強力な魔法でも使用できます。
  しかしMP1の状態でMPを10使用する魔法を使ってしまうと、
  MPは-9となり、0以上に回復するまで魔法は使えなくなってしまいます。
TP:戦闘で物理攻撃をしたり、物理攻撃をうけたりすると上昇し、
  戦闘中にためたTPを使ってすこし強力な攻撃が可能です。
  詳しくは戦闘とあわせて説明します。
LP:最大9で、HPが0になると1分間で1減少し、
  この値が0になるとそのキャラクターは死亡となり、
  パーティーからいなくなります。
  この値は一日に1だけ回復します。

●『注意点』
ボーナスポイントを振り込む際に1つ注意すべきことがあります。
キャラクターの初期ステータスの値が、
キャラクターの成長のしかたを左右するということです。
レベルアップした際にステータスが上昇しますが、その値が初期ステータスに依存します。
初期ステータスの値が多いほど、そのステータスが上昇しやすくなります。
どんな風に成長させたいか考えつつ、慎重にポイントを割り振りましょう。

●『ゲームの難易度変更』
最初の画面でYボタンでNEWGAMEを押すと、ボーナスポイントが増えます。
Y1なら1、2なら2、と増えていきます。
これによってゲームを簡単にすることができますが、
最後で説明する、Hall of Fame(栄誉の殿堂)に
クリアデータを登録することができなくなります。
Hall of Fame(栄誉の殿堂)にクリアデータを登録したい人は、
この機能は使わないようにしましょう。


さて、パーティーの編成が終了したら、次はいよいよゲーム開始です。
『UnderBabel』を起動し、作成したデータをロードしましょう。



『遊び方』

●画面の説明
まず、右側に表示されているのが、
視界の表現された見下ろし型のマップです。
そして中央の青い矢印が、パーティーです。
マップの表示は、パーティーの位置や向きから
見える部分がわりだされ、
死角になっている部分のマップは表示されません。
赤い矢印は、襲いかかってくる敵を意味します。
右側の枠の中には様々な情報が表示されます。
スタートした直後は、上の方に日付けと時刻、
そして下にあなたがたのステータスが
表示されています。
ステータスはY3ボタンで切り替えることができます。


●ゲームの流れと目的
最終的な目的は、あるゴール地点に
生きて辿り着くことです。
ゲームの流れとしては、移動し、
もし襲ってくるものがいれば、
戦って先へ進む、という繰り返しとなります。



●ターンシステム
ここで重要なポイントを説明します。
このゲームは『ターン制』です。
ある広さのマップの中に自分と多数の敵が存在し、
自分が動いたら自分のターンが終了し、
他の全員が次に移動し、
そしてまた自分のターンがやってきます。
→1歩あるく。
→1回向きを変えて一歩あるく。
→2回向きを変える。
という行動をすると、ターンが終了します。
以下のような行動によってもターンは終了します。
→食事をする。
→睡眠をとる。
→戦闘をする。
→ヒーリングをする。
などなど………
そして、1ターンは10秒の経過になり、
6ターンで1分が経過します。
このことは重要なので、憶えておきましょう。
ターンが終了すると、敵のターンになります。
敵のターンは1秒弱で終了します。
ですから移動をしたら1秒待つ感じでゲームを進めましょう。

●オートセーブシステム
もう1つ、重要なポイントを先に説明しておきましょう。
それは、このゲームはオートセーブであるということです。
ターン終了時に毎回セーブされます。
ということはゲームを終了する時にいちいち自分でセーブする手間はいりません。
そして、もしもゲームの展開が気に食わないようなことになっても、
一切やりなおしがききません。
慎重な行動が求められるというわけです。

●生活システム
さらにもう1つ、重要なポイントについて説明します。
このゲームには、安心して休める宿屋など存在しません。
プレイヤーは常に襲われる危険性のある地底の中にいるのです。
一体何日で脱出できるのかなど、想像もつかないことなのです。
ですから、プレイヤーは食料を入手して食事をし、睡眠をとっていかなくてはなりません。
ではゲームとして具体的にどういうことなのかと言うと、
スタミナの値は、一時間ごとに減少します。
また、戦闘によっても減少します。
スタミナの値がなくなってしまうとHPなどが減少してしまい、
結果として死にいたってしまいます。
ですから何らかの方法でスタミナを補給しなくてはなりません。
その方法が食事と睡眠です。
具体的な内容な行動メニューの中で説明します。

●移動の仕方
移動はXキ−で行ないます。
もし上を向いていて上を押したら、1歩進みます。
下を向いていて上を押すと、向きを変えます。

●Y3ボタン
Y3を押すと、右の枠内に表示されているステータスの表示内容を切り替えることができます。

●行動メニュー
Aを押すと右の枠内に行動メニューが表示されます。
行動メニューからはBでぬけます。
メニューは以下の通りです。

ヒーリング
しょくじ
ねる
まほう
こうげき
はなす
しらべる
ひろう
アイテム
そうび
オートアビリティ
ステータス
ポジション
ゲーム終了

ひとつひとつ解説していきます。

ヒーリング:1ターン何もせずに休むことによってHPとMPを1回復します。
      しかしTPは1減ってしまいます。
しょくじ:これを行なうと、10分かけて食事をし、STをすこし回復します。
     そして食料をあらわす、Foodの値が1へります。
     一度食事をすると、その後4時間は食事をすることはできません。
     食料は、地下洞窟に生息する生物を倒すことによって
     手に入ることがあります。
     食事中は視界がせばまります。
ねる:これを選択すると、まず何分ねるか決定する画面になります。
   最大で600分まで一度に睡眠をとることができます。
   しかしここで注意しなくてはいけないことがあります。
   例えば9時間ねむると、データとして9時間と記録され、
   そのデータの値が8時間を超えていると睡眠をとることができません。
   そのデータの値は時間がたてば減少していきますが、
   7時間ねた後、10時間ねてしまうと、累積で17時間となり、
   その後9時間たたなければ再び睡眠をとることはできません。
   睡眠の効果は、15分ごとにSTをすこし回復します。
   しかし睡眠中に敵に襲われることもあるので注意が必要です。
   また、このゲームは自分が寝ていても敵は動いている為、睡眠には多少時間がかかります。
   15分の睡眠をとるのに、現実時間で33秒かかります。
   ということは6時間の睡眠をとるのに、現実時間で約12分かかります。
   睡眠は頻繁に選択する行動ではありませんので、
   この行動をしている間は、雑誌でも読んで気長に待つのがおすすめです。
   睡眠中は視界がせばまります。
まほう:通常時に使える魔法は光魔法の、HP回復とステータス異常の回復のみとなります。
こうげき:正面に敵がいるならこれを選択することで先制攻撃に出ることができます。
     戦闘の基本は先制攻撃です。すこしでも有利に戦闘を進めましょう
     また、パーティーが弱っているのに敵に発見され、
     なおかつ袋小路に追いつめられた場合などは、
     ダメもとでも先制攻撃に出るといいでしょう。
はなす;この選択肢に関しては、不思議に思うかもしれません。
    はなすという選択肢があるのに話す相手が見つからない。
    そう思うかもしれません。
    ですが、本当にそうでしょうか?
    色々とためしてみて下さい。
    『何か』が起こるかもしれません。
しらべる:これを選択すると、プレイヤーのやじるしの上に青い四角が表示されます。
     これをXキーでマップの上を移動させて敵の強さを調べましょう。
     ここで重要なポイント!!
     ★────────────────────────────────────★
     最初からとんでもない強さの敵がうろついていることがあります。
     こちらの都合なんておかまいなしに強敵がうろついていますので御注意を!
     ★────────────────────────────────────★
     というわけですので、敵のつよさを調べてやばそうなら逃げることが
     非常に重要になります。
     青い四角のカーソルが敵の上にのると、右枠内に敵の名前、そして数字が表示されます。
     この数字は敵のステータスの合計です。
     そしてPARTYと書かれている方は、パーティー全員のステータスの合計になります。
     上がもともとのステータスの合計、下が装備などを加算した後の合計です。
     また、同じ名前でも強さは違います。注意しましょう。
ひろう:もしも袋のようなものが落ちているのを見つけたら、その上まで移動して、
    これを選択してみて下さい。何かいいことがあるかもしれませんよ(^v^)
アイテム:それぞれが持っているアイテムを使用したり、渡したり、捨てたりします。
     アイテムは1人につき11個まで所持できます。
そうび:装備品は持っているだけじゃ意味がありません。
    ここでそうびしましょう。
    装備品の説明文に書いてある、A1とかC2とかいった文字は、
    ステータスを上から順に、A、B、C、、、とあらわしており、
    A1なら攻が1上昇する、といった意味になります。
    Aが上がるというこよは、物理攻撃力が上がるということであり、
    Bが上がるということは、物理防御力が上がるということになりますね。
    また、装備品にはそうした数値の後に、「+」とついていることがあります。
    これは他にも何か上昇しますが、つけてみてのお楽しみ、ということです。
    また、クラスによって装備できるものが異なります。
オートアビリティ:この項目もまた重要です!
         キャラクターは最初、APという値を、1、もっています。
         そしてオートアビリティという項目を開くと、
         防+1、などの項目があるのがわかると思います。
         のこりAPに1とあるなら、その、防+1、にカーソルをあわせて
         Aを押してみましょう。チェックマークがでて、残りAPが0になりましたね?
         これをチェックすることによって、その項目に書かれている効果が
         ステータスに反映されるのです。
         この項目はクラスによって違い、レベルが上がるごとに一つづつ増えていきます。
         その時にAPの値も1づつ増えていきます。
         オートアビリティは全部で6ページあり、
         ページの数がそのまま必要なAPの値になります。
         6ページ目の項目にチェックするには6AP必要だということです。
         オートアビリティを駆使してキャラクターのカスタマイズをし、
         戦闘を有利に進めましょう。
ステータス:この項目を選択すると、キャラクターのステータスの詳細を見ることができます。
      一度は見ておきましょう。
ポジション:さてここで再び重要ポイントです!
     ★────────────────────────────────────★
      キャラクターそれぞれに前列、後列というものを設定してやることができます。
      前列にいると、敵に物理攻撃をしかけることができますが、
      相手の物理攻撃の目標にもなります。
      後列にいると、自分が物理攻撃をできないかわりに、物理攻撃を
      されることもありません。
      (弓、ヤリ、では、後列からでも物理攻撃可能です)
      また、キャラクターの名前が上の方に表示されている人ほど、
      攻撃されやすくなっています。
      前列の一番目には、HPと防御力の高いキャラクターをオススメします。
     ★────────────────────────────────────★
      ということなのです!
      さてこの項目を選択すると、キャラクターの左にやじるしがでてきます。
      1人のキャラクターの上で2回Aを押すと、前列後列を切り替えます。
      1人の上で一度Aを押し、別の1人の上でもう一度Aを押すと、順番を入れ替えます。
ゲーム終了:このゲームはオートセーブですので、この項目を選べばいつでも終了できます。

●敵の移動、そして視界
敵もこちらと同じように視界をもっています。
そして敵の視界に入ってしまい、敵に発見されると敵に頭の上に『!』というマークがでます。
そしてこちらに向かってきます。
視界に入っている限り、敵はどこまででも追いかけてきます。
もしも敵との距離がかなりはなれているならば、角を何度も曲がるなどして逃げれば
敵をまくことができます。
しかしかなり接近した状態で遭遇した場合は逃げるのは難しいでしょう。
逃げ回って多くの敵に見つかり、囲まれてしまうよりは、他の敵のいない路地や部屋に
誘い込んで、そこで戦闘に挑むのがいいでしょう。

●スキルシステム
ステータスを開いて気づいたかもしれませんが、
色々なスキルが存在します。
大きくわけて3種類、武器のスキル、防御のスキル、魔法のスキル、です。
このゲームではスキルを上昇させることによって強くなっていきます。
武器のスキルが上げれば武器の性能をさらにひきだすことができ、
盾のスキルが上がれば盾の性能をさらにひきだすことができ、
ガードのスキルが上がれば防具の性能をさらにひきだすことができ、
かいひのスキルが上がれば回避率が上昇し、
魔法のスキルが上がれば威力も上がり、かつ新しい魔法を覚えることができます。
それらのスキルを上昇させるためには、とにかく使用することです。
武器は使いこむことで、魔法は使用することで、スキルはどんどん上がっていきます。
しかしスキルには上限があり、レベル×10の数値以上には上がりません。
ですから低いレベルで全ての魔法を憶えてしまう、といったようなことはできないわけです。

●戦闘
さて、いよいよ戦闘の説明です。

戦闘に入ると視界がせばまります。
敵が沢山いるフロアでの戦闘には注意が必要です。
戦闘におけるターンも通常のターンも同じものですから、戦闘をしている間も、
他の多くの敵は動いています。ですから、もし囲まれて4体同時に相手をするとなると、
かなり苦戦をしいられるでしょう。

戦闘ではまずどちらかの先制攻撃があります。
先制攻撃をしかけた場合は、『こうげき』『にげる』とでますが、
ここは必ずこうげきを選びましょう。
戦闘コマンドメニューの説明をする前に、にげるを選んだ時に動作について説明しておきます。
もしもこちらが先制攻撃をしかけていた場合は、にげるを選んだあと、また敵に攻撃されます。
そしてそこでもう一度逃げるを選択することで、やっと移動して逃げていけるようになります。
先に攻撃しておきながら、逃げてまた先制攻撃、ということはできないということです。

さて、戦闘コマンドは以下のようになっています。

こうげき
ガード
かいひ
アイテム
まほう
そうび
ポジション
ヒーリング
TPアタック
STアタック

こうげき:その名の通り、敵を攻撃します。
     こちらの攻と相手の防の値からダメージが割り出され、
     こちらの命中と相手の回避から命中判定がされます。
     他にも必殺などの様々の要素があります。
     また、こうげきを選ぶと、時々STが1減少します。
ガード:攻撃をしないかわりに1ターンの間防御力を高めます。
かいひ:攻撃をしないかわりに1ターンの間回避率を高めます。
アイテム:1ターンで1つ、アイテムを使うことができます。
まほう:光魔法なら味方のサポート、闇魔法なら敵を攻撃、といった役割です。
    MPにはくれぐれも御注意を。
そうび:戦闘中でも装備の変更が可能です。ターンを消費せずに実行できます。
ポジション:戦闘中でも好きなように変更可能です。ターンを消費しません。
      HPが減ってしまったキャラを後列に下げる、といった戦略が可能です。
ヒーリング:通常時のヒーリングと同じ効果です。
TPアタック:たまったTPを消費して通常より少し強い攻撃をくりだします。
      TPが30をこえると、攻撃の命中率が100%になります。
STアタック:STを10消費して強力な攻撃をくりだします。
       威力が高い上に命中率は100%です。
       STは回復に時間がかかるので、この項目はよく考えてから選びましょう。

●敵の攻撃によるステータス異常
敵の攻撃でたまにステータス異常をうけることがあります。
ステータス異常は4種類あります。
眠り:行動できない。攻撃されると起きる。
毒 :1ターンにHP-2。
麻痺:時々麻痺して攻撃できない。
沈黙:魔法が唱えられない。
ステータス異常は、Y3によるステータスの切り替えによって確認できます。
[ ど・ ま・ ち]とあったら左から順に、毒、麻痺、沈黙、になっているということです。

●人間の盾という戦法
とてつもない強敵にでくわした時、前列に1人だけ配置して、
攻撃されて気絶し、そのターンの内に回復し、後列は魔法攻撃でダメージをかせぐ、
といった戦法が可能ですが、気絶した瞬間にLPが1減少しますので、
こうした戦法をとる場合は注意が必要です。
できればこうした戦法はとりたくないものですが、全滅しないためには、
必要になることもあるかもしれません。

●魔法の使用とMPについて
まほうの説明分の右下に書かれている数字が消費するMPの数値になります。
この作品ではMP0以上なら、例えばMPを30消費するような魔法も
使用することができます。そのかわりMP1の時に30消費する魔法を使った場合、
MPは−29となり、再び0以上に回復するまで魔法が使えなくなってしまいます。
しかし危機的な状況では、こうした方法も活用することで、乗りきれるかもしれません。

●相手を眠らせる魔法について
相手を毒にする魔法と、麻痺、沈黙に関しては、戦闘から逃げると相手は回復してしまいます。
ですが、眠りの魔法だけは戦闘から逃げても持続します。
ですから、パーティーが消耗していて戦える状態では無い時は、
相手を眠らせて逃走するといいでしょう。
しかしそう長い時間は持たない、もしくはすぐに回復してしまうことも多いため、
必ずこの方法で逃げきれるとは限りません。

●経験値とレベルアップ

このゲームでは、敵の強さに応じて取得できる経験値の数値が決まります。
こちらのステータスの合計と全く同じ敵を倒した場合、
約215の経験値が入る計算になっています。
ということは、こちらの合計の半分くらいの強さの敵を倒すと100前後の経験値の
取得が期待できます。
(その時のこちらのステータスの合計というのは、装備などを含めない合計の値となります)
そして経験値が999を超えると、レベルアップします。
レベルが上がるとステータスが上昇し、強くなります。
レベルが低い内はある程度少ない数値でレベルアップをしていきます。

そしてレベルが10に達した時、『セカンドクラス』というものを設定できるように
なります。詳しくは次の項で説明します。

●セカンドクラス、サードクラス

レベルが10に達すると『セカンドクラス』を設定することができます。
説明するより例を出した方が早いと思いますので、1つあげてみましょう。
例えば、ソルジャーがレベル10になったとします。
そしてここでセカンドクラスにナイトをつけ、そして11レベルに上昇すると、
セカンドクラスのナイトが1レベルになります。
すると、魔法の使えなかったソルジャーが光魔法を使えるようになり、
なおかつセカンドクラスの上昇によってもステータスが上昇するので、
ナイトの特性のステータス上昇の恩恵まで得られる、つまり、
ソルジャーの防御力の面を強化できるというわけです。
(ただし上昇する数値は本来のナイトの能力よりも低くなります)
もう1つ例をあげてみましょう。
マジシャンがレベル10になったとします。
そして前列に立っても一撃ではやられないくらいの防御力が欲しいと思ったとします。
そしてナイトをセカンドとして設定します。
そうすると、光魔法も使えるようになる上、防御とHPを強化できるというわけです。

そしてさらに、レベルが20になると『サードクラス』というものも設定できます。
セカンドと同じように考えていただければいいと思います。

ちなみにセカンドクラス、サードクラスが0レベルでもその時点から
セカンド、サードの魔法は使用可能になります。
ソルジャーがあとで魔法のクラスを追加した場合はまだMPが無いのでその時点では不可能です。

●様々な戦法、様々なパーティー編成
最後に、いろいろな遊び方をいくつか提案してみようと思います。
まず、編成です。無難な編成は、

『ナイト、ソルジャー、ブラック、ウィザードリィ、プリースト、マジシャン』
でしょうか。
バランスのとれた編成で、どんな事態にも臨機応変に対応できるでしょう。
では、変わった編成を考えてみましょう。

『ナイト、ナイト、ブラック、ブラック、プリースト、プリースト』
前衛は物理攻撃でどんどんせめ、後衛は前衛の補助と回復につとめる、というパーティー。

『ナイト、マジシャン、マジシャン、マジシャン、プリースト、プリースト』
ナイトを盾に魔法攻撃で攻めまくる、というパーティー。

『ウィザードリィ6人』
完全にお遊びのパーティー。

『ナイト、プリースト』
こんな二人旅も、きびしいけれどおもしろいかもしれませんね。

などなど人によって色々な編成ができると思います。
また、セカンド、サードクラスのことも考えあわせると、
さらにさまざまな編成が可能でしょう。
さらに、人数を削ってみる、というのもおもしろいのではないでしょうか。
1人でクリア、というのは相当厳しいと思いますが、
3、4人、もしくは2人というのも、過酷でおもしろいかもしれません。
頭をひねって、色々な楽しみを見つけて下さいね(^v^)

●UnderBabel Hall of Fame(栄誉の殿堂)について
UB-HoFというソフトを起動すると、見ることができます。
栄誉の殿堂の中には、以下の試練が書かれています。

クリアせよ!
6人でクリアせよ!
5人でクリアせよ!
4人でクリアせよ!
3人でクリアせよ!
2人でクリアせよ!
1人でクリアせよ!
レベル14以下でクリアせよ!
6人全員、違うクラスでクリアせよ!
ナイト、ブラックナイトなしでクリアせよ!
ウィザードリィ、マジシャン、プリーストなしでクリアせよ!

これらの条件を満たしてクリアした直後のデータを、このソフトでロードすると、
これらの試練の左に、試練をこなしたことを示すマークが表示されるようになります。
是非コンプリートを目指してみて下さい。

クリアをしたら、必ずその直後にこちらのソフトでロードして下さい。
クリアすると本編は自動的に終了しますが、その後もう一度本編でデータをロードしてしまった
後では、クリア直後のデータと認められなくなりますので、御注意下さい。