とりあえず1曲作ってみよう!


基本ということで、「チューリップ」を作ってみましょう。
とりあえず、1ch、メインメロディだけです。

これがエディタを立ち上げた状態です。
1chには自動的にオクターブ4、音長4の「ド」が、その他のchには休符が配置されています。
X2,X4(左右)でラインを移動して、緑のバー(ド)に合わせます。
ここでAボタンを押すとラインが赤になってエディットモードになります。
この状態で、Y4を押すと音が1つ追加されます。
X1,X3(上下)で音階が変化するので、X1を2回押して、「レ」にしましょう。
同じように追加と変更を繰り返して、「さいたさいたチューリップのはなが♪」まで作ります。
このままでも良いのですが、みやすくするために、Y1を2回押して表示スケールを変えてみましょう。
エディットモードでX2,X4(左右)を押すと、音長を変えられるので、曲になるように右図のように長さを変えます。

スケールを変えていると、本来の長さが判りづらいですが、左下の情報の「データ」のところに本来の長さが数字で表示されています。

この段階では、短い音符は「4」、長い音符は「8」になっています。
この次のメロディは、ほとんど同じなので、わざわざ作らず、コピーすれば楽です。

Y3を押してメインメニューを開き、エリアせんたくを選びます。
最初の音符でAボタンを押して、右図のところでもう一度押します。

これで、「どこから?」「どこまで?」を指定したことになります。
指定した範囲が紫のバーに変わるので、確認しておきましょう。
コピーする位置は右図の位置になるので、そこまでラインを移動させます。
もう一度メインメニューを開くとコマンドが増えているので、ペーストを選びます。
これで無事コピーされました。
そして音符を1つ付け足します。

これで「〜あかしろきいろ♪」までできました。
あとは、始めの手順と同じようにエディットで追加と変更を行って最後の部分を作ります。

追加した残りのメロディは右図の紫の部分になります。
このままだと、繰り返して聞くときに、鳴りっぱなしになるので、最後に休符を加えておきましょう。

まずは音を1つ追加して、長さを16程度にしておきます。
そしてY3を押すと、その音符が休符に替わります。(休符はバーが表示されません)

これで完成です。それでは鳴らしてみましょう。
Bボタンを押しながらAボタンを押すと再生です。

他のボタン操作もありますが、とりあえずここではこのB+Aを使います。
少しテンポが速いですね。
Bボタンで再生を中止して、Y3ボタンでメニューを開き「きほん」を選びましょう。
1chのテンポにカーソルを合わせてAボタンを押すと、カーソルの動きが止まって変更できるようになります。とりあえず「13」くらいにしておきましょう。

これでそれらしくなりましたが、最後の方の音符がつながってしまってます。
一番最初にある、エンベロープ・コマンドにラインを合わせてAボタンを押してエディットモードに入ります。

X1,X3(上下)で色々変えられますが、エンベロープ7を選びます。
このままでも音が切れるようになりますが、ちょっと短すぎるので、X2,X4(左右)を押して、周期を64程度にしましょう。

周期の値は、音符の時に長さが表示されていた部分に表示されていて、初期値は32になっています。

これで完成です。B+Aで聞いてみましょう。



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