WonderWitch用サウンドドライバです。標準ではV-BLANK割り込み駆動です。
data\ | サンプルのMMLファイル |
doc\ | ドキュメント類 |
hcm\ | hcmmlj(Java版MMLコンパイラ)の実行に必要なクラスファイル群 |
src\ | ソースファイル |
Bilder0.fr | サンプル曲のリソースファイル |
hcat.il | ドライバ本体IL |
HCMML.EXE | MMLコンパイラ(旧仕様) |
hcmmlj.class | Java版MMLコンパイラ |
hcplay.fx | データプレーヤ |
README.htm | マニュアル(これ) |
test.fr | テスト用のリソースファイル |
アーカイブを展開した後、このマニュアルと同じディレクトリにあるファイル hcat.il、hcplay.fxをWonderWitch専用カートリッジの/rom0ディレクトリに、 test.fr、Bilder0.frを/ram0ディレクトリに転送してください。
そして、hcat Data Playerというプログラムを実行してください。 ファイルの選択画面になるので、X1/X3ボタンで選んでAボタンで決定します。
メニュー画面に変わったら、X1/X3ボタンで「Play」メニューにカーソルを 合わせてAボタンを押すと、演奏が始まります。
詳しい操作方法はデータプレーヤのマニュアル を見て下さい。
演奏データを作成したい場合は、まずMMLを記述したファイルを用意し、
MMLコンパイラに通して演奏用のリソース形式に変換します。
現在、最新版のMMLコンパイラはJavaで書かれており、実行に
Javaランタイム環境が必要です。
用意したMMLファイルをhcmmlj.classと同じディレクトリに置き、
DOSプロンプトなどのコマンドラインでそのディレクトリに移ってから
java hcmmlj test.fr test.mml
のように入力して実行します。test.frは作成するリソースファイル、test.mmlは
MMLファイルです。これで演奏データを作成することができます。
MMLの書き方はMMLコンパイラのマニュアルを 見て下さい。また、サンプルのMMLがdata\ディレクトリ内にあるので参考までに。
サンプル曲(Bilder0.fr)は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」より 「プロムナード」(冒頭の曲)です。楽譜買ってベタ打ち込みしただけで なんの調整もしてないので、あまり真剣に聴いてはいけません。 (作者は音楽に詳しくないですし、普段クラシック聴きません)
Humming Catドライバ本体IL(hcat.il)、データプレーヤ(hcplay.fx)は WonderSwan / WonderSwanColorともに動作します。 動作確認はFreyaOS 1.1.5で行いました。
Java版MMLコンパイラ(hcmmlj.classおよびhcm\ディレクトリ下の
*.classファイル全部)を実行するにはJavaランタイム環境が必要です。
作者の環境はj2sdk1.4.0ですが、もっと前のバージョンでも動くかも知れません。
だめだったらj2sdk1.4.0(あるいはj2re1.4.0)で試してみて下さい。
Javaランタイム環境が用意できない場合は、DOS / Windowsのコマンドラインで 動作するMMLコンパイラhcmml.exeがありますが、最新仕様に追いついて いないので機能が非常に制限されます。
Humming Catはフリーソフトです。使用にあたって、許可を得る必要や 代金を支払う必要などはありません。 再配布・転載もアーカイブに手を加えない状態でなら構いません。 著作権は放棄していませんので、作者を騙ってみたり、対価を得たり することはやめて下さい。
他の作品(ゲームなど)へ組み込む場合には、アーカイブ中の一部の
ファイルのみ取り出して同梱してもらっても構いませんが、
Humming Catを使用している旨をドキュメントなどに書いて頂けると
嬉しいです。(^-^)
組み込む対象の作品が営利目的の場合は、「あくまでゲームなどの
作品がメインで、Humming Catはその付属品であるとみなせる限り、
構わない」ということにするつもりです。
ただし、現在は控えて頂くほうが無難です。
NASMのライセンス文書に「商用利用もOKだが、我々(NASMの開発者)が
代価を請求することもありうる」というようなことが書いてあります(英文の
解釈を誤ってなければ)。また、NASMのライセンス形態が最近変わったようです
ので、このあたりがはっきりするまで様子を見たほうがいいかと思われます。
もし営利目的の作品に組み込まれた場合、Humming Cat作者としては特に関知
しませんが、何か問題が起こった場合も「私は警告しておきました」という
ことで、関知しない方針を通します。
ソースを同梱していますので、解析・改造などもご自由にどうぞ。 ただし、改造版を配布する際にはその旨を明記して下さい。
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